京阪本線『枚方市』駅から徒歩約3分・土曜、日曜も診療している耳鼻咽喉科・気管食道科『くまざわ耳鼻咽喉科』です。お子様からあらゆる年齢の方まで『耳、鼻、のど』に関する症状や疾患、アレルギーに関することなど専門医が診察、治療を行います。

花粉症のお悩みQ&A

患者様からよく寄せられる花粉症のお悩みについての質問です。

今年の春のスギ花粉症は軽かったので、ほっとしていますが、来年はどうでしょうか?
たしかに、今年のスギ花粉による症状は軽い方が多かったのですが、今年の秋のブタクサ等による秋の花粉症は例年よりもかなりひどいようで多くの方が受診されています。自分の経験上、秋の花粉症の人が多い時は翌年のスギ花粉症はひどい方が多くなると予想します。ウェザーニューズでも「スギ花粉の雄花生産量が前年の夏の天候(日照時間、最高気温、降水量)と相関の高いことがわかってきており、中でも日照時間が雄花生産量と関係が深く、今夏は太平洋高気圧の日本付近の張り出しが非常に強く、記録的な猛暑になったうえ、日照時間も長かったため、2011年の花粉飛散量が多くなると予想される」としています。来春の花粉飛散量は全国的に今年の5倍の飛散量になるとの予測が出され、近畿では10倍になるとの予測されていますが、淀川西側にあたり、京都と大阪の中間に位置する枚方、寝屋川地域はもっと多くなるのではと心配しています。レーザー治療などで症状軽減の予防対策をお勧めします。
スギ花粉小の5才の息子が、よく鼻血を出します。どうしてでしょうか?(29才 母)
スギ花粉が飛ぶ2月から4月にはいろいろな症状がでてこまります。大人でも鼻が痒くなり、無意識にさわってしまいますが、子供ではなおさらです。鼻の中(鼻腔)は、左右を鼻中隔という障子みたいな柱で分かれています。ほとんどの人では多少曲がっていますので、鼻づまりを起こしたり、炎症を悪化する原因になります。特に欧米人に比べて、日本人の鼻中隔の曲がりが強く問題となります。この鼻中隔の粘膜には粘膜のヒダである鼻甲介とともに、すった空気の温度を調整するため血管が多く分布しています。特に鼻中隔の鼻孔に近い前の部分には細い血管が密集しているため、鼻をかんだり、擦ることにより簡単に出血してしまいます。最近の子供さんはアレルギー性鼻炎の頻度が高く、鼻をかむ等で粘膜の傷をつけることも多い様です。特に睡眠時に鼻を手でこすったりしますので、子供本人は気がついていません。また、日中でも子供さんが指を鼻に入れていないでしょうか。これは鼻がつまっていたり、痒いときにする人間の本能的な行為なのですが、指が細いため簡単に粘膜を傷つけてしまいます。この傷は鼻腔を観察するとすぐわかります。
枚方の1号沿いにあるマンションに昨年引っ越して以来、春のスギ花粉症がひどくなりました。なにか道路を走る車の交通量と関係があるのでしょうか?(32才、男性)
スギ花粉症の原因がスギ花粉そのものであるとすると、裏の原因に挙げられているものとして、ディーゼルエンジンの排気ガス(DEP)に含まれる微粒子があやしいという研究者がいます。すなわち、通常の自動車の排気ガスではなく、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる細かいすす(微粒子=DEP:Diesel Exhaust Particles)が花粉症の症状を悪化させるという報告があります。これはディーゼルエンジン内の不完全燃焼により産生されますが、体内に入ると、通常の3~4倍ものスギ花粉に対する抗体が作られ、スギ花粉に敏感に反応するようになってしまう結果、花粉症症状がひどくなってしまいます。スギ花粉のみならず他の植物花粉アレルギーにもあてはまりますし、花粉症だけでなく、気管支炎、喘息、肺ガン等の増加に関連があるとされていますので、トラックなどの通る1号線沿いにお住まいの方は風の流れに注意して窓の開閉をすることや、道路沿いを歩く際は、花粉症の季節かどうかは関係なくマスクの使用をお勧めします。
今年の花粉症はひどく、鼻閉が強いためにおいがわからなくなりました。それと同時に味覚も弱くなった時がありますが、どうしてでしょうか?(61才、女性)
においに対する感覚を嗅覚といいます。この嗅覚を感じる場所は、鼻の奥の目と目の間の部分の鼻粘膜にあり、多くのひとは数千種類のにおいをかぎ分けることができます。鼻腔内の嗅粘膜には、においを感じる嗅細胞(直径40-50ミクロン)があり、人では約4千万、においに敏感な犬では約10億の嗅細胞があります。嗅細胞の先端からは1-30本の線毛が生えており、におい物質にふれることによってそのにおいに対する感覚が生じます。嗅覚は鼻の穴から入ってくる嗅素と、口腔内で発生し後鼻口を通じて鼻腔に到達する嗅素との両方を感じ取っています。ちょうどワサビを食べたときに、痛烈なツーンとくる感覚を覚える場所と考えられます。また、そばを食べた時、のど越しにそばの絶妙な香りを楽しむことも同じ経路で嗅覚を感じています。そんな理由で嗅覚が障害されると、まるで味覚までが障害されたような気がします。このような味覚そのものには異常がない状態を、純粋な味覚障害と区別して風味障害ということがあります。
昨シーズン春スギ花粉症に悩まされました。今年のスギ花粉量は多いとテレビで放送していましたが、どうでしょうか?(29才女性)
昨シーズンは比較的少ない花粉量だったのですが、多くの方が症状に苦しみ受診されました。
スギ花粉研究者のおかげで、高い精度で花粉飛散の予測ができており、対策を効率よくたてられています。気象条件から冷夏の翌年が猛暑だとスギ花粉は豊作で、その翌春が花粉大飛散となりますので、今年も飛散量が比較的多い可能性があります。しかしながら、テレビの放送内容は関東中心の飛散量の情報のため、もう少し関西では少ないようです。今年のスギ花粉の大量飛散のピークは2月10日から20日と考えますが、枚方、交野、八幡、寝屋川地域は、スギ花粉時期以降のヒノキ、イネ科花粉もあった昨シーズンに引続き多いようです。今までの患者さんを診ていますと、症状があったもののあまりひどくない方のグループととても症状がひどいグループがあります。花粉飛散前からの予防的に薬物の内服や、レーザー治療等の鼻内粘膜の焼灼術をされた方は、比較的症状が軽く、はじめてスギ花粉症の発症の方や、油断されて内服治療されなかった方のグループに、症状のひどい方が多いように思います。
最近、トマトやメロンをたべた後、口の中がかゆくなります。なんでしょうか?(29才女性)
スギ、ヒノキの花粉症は終了し、枚方地域はカモガヤやカラスノテッポウ等のイネ科花粉が多く飛びこの花粉症で苦しんでいる方が多いと思います。この質問された方は、これらの花粉症はないでしょうか? 果物を食べた後に口やのどが痒くなったり腫れぼったくなる果物アレルギーを起こす方の中に、花粉症から誘発されるものがあることが判ってきており、近年注目されています。これは花粉の抗原と果物の抗原に一部似た部分があり、花粉症の人が特定の果物を食べると口腔粘膜を中心に交差反応というアレルギー反応が起こるためで、口腔アレルギー症候群と呼ばれています。多くは食べて数10分間、口から耳やのどの奥にかけての痒みや痛みを感じが起こる程度で収まるのですが、中には喘息の誘発、下痢やアナフィラキシー・ショックと呼ばれる重篤な全身反応を起こすこともあり注意が必要です。北海道ではシラカバ、ハンノキ花粉とモモ、リンゴ、サクランボとの関係とが代表的ですが、枚方地域ではスギ、ヒノキ花粉症の方では、トマト、メロン、リンゴ、モモ等との関係やイネ科花粉症ではトマト、メロン、セロリ等との関係ブタクサ、ヨモギ花粉症ではメロン、セロリ、ニンジンとの関係がわかっています。
10月の終り頃からくしゃみ、鼻水、鼻閉がありますが、何か花粉が飛んでいるのでしょうか?(32才、女性)
多分、秋後期に花が咲くセイタカアワダチソウの花粉症だと考えます。家の近くや散歩道に、太く、短い毛が密生した茎の先に円錐状の大きな花穂を沢山つけ群生している植物はありませんでしょうか?多数の黄色い花が咲きますでよく目立ちます。枚方市内のいたるところで咲いていますが、10月末に確認した範囲でいうと今年は50cmぐらいの背の低いセイタカアワダチソウが明倫小から高陵小を結ぶ中宮団地の歩道に多く咲いており、山田池や淀川河川敷には1~2m背の高いつぼみをつけたアワダチソウがあり11月の中頃には花が咲きそうです。昨年多かった天の川周辺は、市の方が除草されたのかまたは昨年増えすぎて自然に増えない状況(自家中毒)になったのかあまり見かけず症状のある方も少ないようです。
一説では、この花粉ではアレルギー反応がおこらないとされていますが、私の経験からすると必ず花粉症をおこします。この花を採取し院内の展示用のため院内に持込んだとたん、当院職員がくしゃみ、鼻水が止まらなくなり、びっくりしました。同時にその花を持込んだ院長も同じ症状が出てしまい院長の花粉症があることがわかりました。

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