京阪本線『枚方市』駅から徒歩約3分・土曜、日曜も診療している耳鼻咽喉科・気管食道科『くまざわ耳鼻咽喉科』です。お子様からあらゆる年齢の方まで『耳、鼻、のど』に関する症状や疾患、アレルギーに関することなど専門医が診察、治療を行います。

耳のお悩みQ&A

患者様からよく寄せられる耳のお悩みについての質問です。

5月の連休にダイビングを楽しみに沖縄に飛行機でいきました。数日前からかぜ気味で鼻がつまる程度でしたが、ダイビング後沖縄から飛行機にのり伊丹空港に降りる時、耳が痛くなり大変でした。どうしたのでしょうか?(22才 女性)
列車でトンネルを通過した時や車で高い山に登った時など、耳がつまった感じや、耳が痛くなった経験をお持ちの方は多いと思います。特に航空機の場合には、上昇、降下などによって機内の気圧が変化するため、耳が痛くなることが多く見られます(特に下降時)。通常地上の気圧が1とすると、上空の航空機内の気圧は0.9気圧となり着陸すると1気圧に戻るはずが、鼻炎などのため耳管(鼻と耳の間の管)がつまると着陸しても鼓膜の内側の気圧が0.9のままとなり鼓膜が内側に凹んでしまいます。このため炎症が起こり耳閉感や耳痛をきたす状態を航空性中耳炎と呼んでいます。大部分は軽く済みますが、風邪や、アレルギー性鼻炎などがあると重症になります。対処法としては、水などを飲む、アメなどをなめる、ガムを噛む、欠伸をする、首を左右に動かす、アゴを上下に大きく動かすことや、スキューバダイビングで用いられているいわゆる「耳抜き」(バルサルバ法)を行います。この耳抜きはあまり強くしたり、頻回にすると鼓膜に傷をつけることになり、逆効果となりますのでご注意下さい。当院では風邪を引いている人やアレルギー性鼻炎の人に、搭乗前や着陸前(ベルトサイン点灯前)に点鼻薬やスプレーをお渡しし噴霧してもらって、軽く済ませるようにしています。また、眠っていると唾の飲込みなどの嚥下運動が、起きている時よりも極端に少なくなるので、気圧の変化が大きい降下時に起きていることも重要です。
2才の自分の男の子に鼻水がでてきたあと、右耳が痛くなり近所の耳鼻科で急性中耳炎といわれました。ウイルスのかぜでおこったのでしょうか?細菌でおこったのでしょうか?(32才、女性)
最初は、ウイルスによるかぜ症状だったのかもしれませんが、子供さんに見られたような耳鼻科領域の急性感染症の主な原因菌は、肺炎球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ・カタラーリス、溶連菌といわれています。特に耳鼻科の診療で極めて頻度が高い急性中耳炎、急性副鼻腔炎の気炎菌である肺炎球菌、インフルエンザ菌では、抗生物質に対して効果が少なくなるという薬剤耐性化が急激に進行しています。ペニシリン耐性肺炎球菌の検出率が60-80%、ペニシリン耐性インフルエンザ菌の検出率が40-60%といわれ、特に5才以下の小児において極めて高くなり、治療に苦労する時があります。適切に治療するためには、細菌検査やその菌の各種抗生剤に対する効果の有無を判断する感受性検査は不可欠になります。
夏になると耳がかゆくなり、 耳かきやテイッシュで耳を触っていると耳から膿がでてきます。止めようと思うのですが痛くなるまで触ってしまいます。なぜでしょうか?(44才 男性)
耳の中の皮膚は、奥へ行くに従って非常に薄くなっています。そのため、耳掃除などでいったん傷がつくと、再生が悪くなかなか治りません。また、毛包(毛の根本を包む細胞)、皮脂腺や汗腺など、分泌を行う組織が数多くあり湿度も高いため、これらの組織に細菌(外耳道炎)やカビ(外耳道真菌症)が繁殖してしまい炎症を起こしついには膿をつくります。つまり、にきびやおできと同じものが外耳道内にできるのです。耳かきや爪などの外部からの刺激による感染がほとんどで、夏季に多くみられます。細菌検査を行うと黄色ブドウ状球菌が頻繁に認められます。 時には難治性の緑膿菌や多剤耐性黄色ブドウ状球菌(MRSA)が原因菌となり、治療に苦労します。いじりすぎると外耳道炎は湿疹状態になり、かゆくなってまた患部をいじってしまう悪循環がおこりますので、外耳炎や外耳道湿疹はこじれるとなかなか治りません。耳鼻咽喉科ではまず耳あかやカビをきれいに掃除してから、抗生物質を含んだステロイド軟膏や点耳薬、抗真菌剤を塗る治療を行います。それを何度か繰り返すことで、大抵の外耳道炎や外耳道真菌症はよくなります。まれに、綿花でつくったタンポンで耳の中にできたおできを圧迫したり、抗生剤の点滴をしなければいけない場合もあります。
夏が終わっても、耳がかゆくなり、耳かきやテイッシュで耳を触っていると耳から膿がでてきました。耳が詰まった感じになり耳鼻科に行くと、外耳道にカビがいるといわれました。治りますか?(36才 女性)
室内・室外を問わずカビはいたるところに存在していますので、人間の体のどこでも生えてきます。特に湿度と温度の高い外耳道はカビのよく繁殖する場所(外耳道真菌症)です。シックハウス症候群の問題でもカビによるアレルギー症の問題でも同じですが、多くの被害者は室内で長い時間を過ごす主婦、子供や老人達です。また耳を過度に掃除をされる方にもよく繁殖します。通常カビが目で見て生えていない場合でも、室内空気1m3当り150cfu~500cfuは存在していますが、例えば子供部屋やお年寄りの部屋で目に見える位にカビが繁殖しているとその値は2倍~10倍にもなり、ダニも多く繁殖しています。そうなると殆どの子供や老人は何らかのアレルギー疾患に悩まされてしまいますし、いったん、耳の中にカビが繁殖すると、その治療として毎日耳を洗浄したり、抗真菌剤を使ったりかなり時間と労力が必要になりますが、そのほとんどが治ります。糖尿病の方や免疫力の低下している方にはさらに注意が必要です。カビが目で見える位に繁殖していたら、カビの対策を考えましょう。夏型の特徴である好乾性のカビ汚染(梅雨時から秋にかけて室内に見かけ、あらゆるものの表面にふわふわした緑色や白色のカビ)は湿度のコントロールとエタノール系除菌剤を用いた掃除で対策ができます。冬の結露によるカビの汚染や水周りのカビ対策は、建物の仕上材にカビが菌糸を伸ばしていることが多く、本格的な対策が必要となります。最近では、ご家庭のカビの菌の種類と数量を特定することが可能ですので。ご家庭のカビの菌の種類と数量を特定し、検査結果に合わせた対策をしましょう。

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16:00~19:00(※土曜 14:00~17:00)

…甲状腺喉頭管外来(予約制)

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